紺野ぶるまさん。
ラップバトルや「ち●こなぞかけ」で言葉の使い方が面白い人だな、と注目していた。その生き方だったり、人生に興味を持って読書。
いつかのR1グランプリで先天的に目が不自由な濵田祐太郎さんと決勝を争ったときの紺野さんの振る舞いが話題になりました。
当時決勝に4人残っていて紺野さんはそのうちの一人でした。
得点開示の時に自分の点数も気になるところだろうに、タイムリーに(視覚的に確認できない)濵田さんを気遣って今の濵田さんの得点数を横で教えていたのです。
そして、紺野さんは最下位、濵田さんは優勝という結果になりました。
悔しかっただろうに、紺野さんは自分のことよりも濵田さんが優勝したことを自分のことのように隣で喜んでいました。
私は当時、芸人紺野さんのことを「ち●こなぞかけ」でテキトーにお笑いしてるんだろうな。
と思っていましたが、このエッセイを読むと、自身もいかにこのR1に懸けていたのかが分かります。
そんな背景があの場面にはあったのです。
ぜひ皆に知ってほしい。
優しさは笑いのかげにあることを。