Facebookのオススメ本に出てきたので読書。
主人公は39歳の独身キャリアウーマン、ひょんなことで部下の28歳イケメンの子供を妊娠してしまうところから物語は始まります。
ーーーー「逃げ恥」や「義母ムス」のドラマのように結婚に対する価値観を再認識させられる本です。
結婚は恋愛と違い、人生のパートナーとして冷めた見方も必要であり、日本においてはその紙切れ一枚で受ける恩恵も天秤にかける必要があるのだと改めて思いました。
小説なので、なんだかんだハッピーエンドになりますが、現実社会だったら知らないうちにストレスを抱え込んで鬱になってもおかしくない事案だと思います。
途中で産休、育休取得の同僚の話が出てきますが、私の会社の同様の社員を思い出し、彼女たちの気持ちを改めて考えようと思いました。
小説は追体験ができるからいいですね。
視野を広げて私なりの考えを構築していこうと思います。
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「上司と軋轢を生んでも何も良いことはないよ。」
小説の中で先輩が主人公に言う言葉です。
まさにこれです。
理不尽なことはあります。
けれどその度に反応してしまうと自分が壊れてしまいます。
言い訳する隙など与えてくれません。
自分のために、強かに、今は我慢すべきでしょう。