かまさかさんです!
【読書160冊目:『「限りなく少なく」豊かに生きる』(ドミニック・ローホー)翻訳:原秋子】と素敵なサムシング
- 出版社: 講談社 (2013/4/25)
【読書目的・理由】
最近でこそ、「ミニマリスト」という言葉が出てきて、”少ない物の中でいかに豊かに生きるか。”というテーマが広く認知されるようになりましたが、5~6年前頃からそれらを日本の”禅”と結びつけて提唱していた一人のフランス人がいました。
随分と前に買った本で当時さらっと読んだだけでしたので、もう一度読もうと思いました。
【学び・読書メモ】
■持ち物を減らすとメンタル面でも強くなれる。
物を所有するとそれらを「失う心配」が増えます。
本当に必要最低限のものをリスト化する。
■感性を磨くと、「控えめな美」が見えてくる。
人間の完成度は物の所有度ではなく、その人がどういう人間かで表われてくる。
■買い物は自分の一部を買うつもりでする。
それこそ、旅行や勉学などの経験にお金を払う。
■「孤独」ほど自分のエネルギーを満たしてくれるものはない。
多くを語らず、静かな時間を楽しむことも大切。
■現在に集中し、余計な心配はしない。
私たちは多くの場合「思う」代わりに 「思い違い」をしている。
(ルイ・スキュトネール ベルギーの詩人)
■その場の空気を安定させられる人になる。
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
買った当時(5年前)はあまり深く考えませんでしたが、読み返してみてハッとなる部分や最近読んだ本と同じような内容が書かれていることに気づきました。
「ものを少なく、心豊かに生きる。」
シンプルで理想的な生き方ですが、具体的にそれがもたらす効果は膨大です。
最終的には自分自身に気づくことになるからです。
「セルフ・アウェアネス」に繋がります。
著書の中で
「愉しみは外側から、喜びは内側から」とありました。
心震える経験が人の表情を豊かにさせると思います。
ゆっくり目を閉じて、瞑想にふける。
そんな朝の静謐な時間を大切にしたいものです。
では、また!