かまさかさんです!
【読書152冊目:『ブラックマーケティング 賢い人でも、脳は簡単にだまされる』(中野 信子、鳥山 正博)】と素敵なサムシング
- 出版社: KADOKAWA (2019/9/27)
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【読書目的・理由】
マーケティング分野に興味があり、中野先生の本なので、心理学と掛け合わせた面白い見解が知れると思ったから。
【学び・読書メモ】
■「脳は自分で意思決定をしたがらない」という厄介な特徴がある。
無意識に判断を”外注”しがち。そこにつけ込むマーケティング商法。
■「綺麗≒正しい」「汚い≒誤り」
脳の同じ部分(内側前頭前野)が行なっているので錯覚しがち。
選択を簡単に誤ってしまう。
■オキシトシンは人の気持ちを癒してくれる。
皮膚を刺激することで分泌を促せる。
「手当て」とは良く言った昔の人の知恵。(手を当てる。)
■「Iメッセージ」の効果を知る。
相手を評価するときに「(私=I)はあなたが頑張ったと思う。本当に頭が下がる。」などと隠れ主語を私にする。
→相手の「承認欲求」や「社会的欲求」を満たす。
■脳科学をベースにするという”補助線”を一本引くことで効果的に購買意欲をコントロールできる。
そして私たちは無意識にコントロールされないようにする。
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
心理学とマーケティングは切っても切れない関係にあります。
私たちは消費者側に回るとき、その仕組みを知った上で正しい選択していかなければならないと思いました。
中野先生いわく、「脳は簡単にサボる。」とありました。
日常で人は2000回以上の選択を強いられていると何かの本で読んだことがありました。例えば、何をきる?何を食べる?どこにいく?何でいく?など。
それを考えると脳もサボりたくなるのは当然ですよね笑。
脳の”容量”を増やすことも大切ですが、いざという時に大切な選択ができるようにスペースを空けておいてあげるという考え方も一理ありだと思いました。
(有名な話ですが、スティーブジョブズやオバマ大統領が同じ服やネクタイを選ぶなど。)
では、また!