かまさかさんです!
読書の秋!
【読書120冊目:『1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術』(伊藤 羊一)】と素敵なサムシング
- 出版社: SBクリエイティブ (2018/3/13)
【読書目的・理由】
アマゾンレビューが良かったので。
【学び・読書メモ】
■1分でまとまらない話は、結局何時間かけて話しても伝わらない。
■人は左脳で理解し、右脳で感じるプレゼンを。
左脳と右脳それぞれのアプローチを。
■「悩む」と「考える」は違う。
■ツッコミ要素を敢えてつくる。
隙を見せて、わざと攻撃させ、参加してもらい本命を通りやすくさせる作戦。
■理由は3つ並べる。
ホップ・ステップ・ジャンプ。
X/Y/Z軸。
■読まずに頭に入るスライドを。
■自分の伝えたいことは一つのキーワードに。
プレゼンの中の流行語大賞をつくる。
■抑揚を忘れるな。
■SDSとPREPのフレーム作戦。
・SDS:「Summary(まとめ)-Detail(詳細)-Summary」
・PREP「Point(主張)-Reason(根拠)-Example(例示)-Point」
■配慮はしても遠慮はするな。
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
著者は過去に一つのプレゼンの練習を300回したことがあるらしいです。
10回に一度録音・録画し、「相手を動かす」プレゼンになっているかどうか何度も確認していたら300回だったとのこと。。。
アスリートが練習を怠らないのと同様、ここ一番で成果を出すには練習あるのみ!
プレゼンも同じ!
ただ、そうは言っても、、300回という桁外れの回数に一番衝撃を受けました。
やっぱり努力している人はやり過ぎるほどやっているのだな。と感じました。
(多少、盛っていたとしても100回は超えているでしょう。。。)
私も、プレゼンを社内で行う機会が増えました。
設計士として社内でプレゼン資料を作り、一次審査を通過すると全国で発表会に参加できます。まだ発表の舞台に立ったことはないのですが、全国の発表会に参加すると
様々な腕のある設計士のプレゼンの工夫が見られます。
作品自体が素晴らしいことは勿論ですが、
■落ち着いて話している様子
■笑顔や冗談があるか
■時間通りか
■焦っていないか
■言い淀んだり噛んでいないか
■見る人の気持ちを動かせているか
■記憶に残るプレゼンだったか
などチェック項目は無限にあります。
皆が皆、上手い人ばかりではありませんが
「抜きん出てうまいな〜。このプレゼンいいな〜。」と思う人には必ず全国のファンが付きます。
ファンがつくような人は名前を売って、次の表彰台にも立ちやすくなります。
そして、信頼度UPで仕事がやりやすくなります。
私はまだまだ全国に進出するような作品は設計できていませんが、
近い将来そうなるように努力している「つもり」でした。
この本を読んで、プレゼンの回数は勿論
物事に対する下地や基礎がまだまだできていないと痛感しました。
著者の中で、
「プレゼンやっても結局、内容を覚えている人はわずか。
だったらキャッチーなコピーだけでも覚えて帰ってもらえ!」
というありましたが
キャッチーなコピーどころか著者の300回という回数が衝撃的な一冊でした。
「「 目ェから血ィ出るほど漫才の練習せんか! アホ!」」
と言った”あるお笑い芸人の妻”がいますが、本当にその通りです。
「目ェから血ィ出るほどの努力」ができる人は無敵です。
こんだけやったんやで!というからには引き下がれません。
過去の頑張った自分を簡単に捨てられません。
意識しなくてもそんな姿が右脳に訴えかけるでしょう。
では、また。