かまさかさんです。
読書ノート!
【読書116冊目:『日本人は「やめる練習」がたりてない』(野本響子)】と素敵なサムシング
- 出版社: 集英社 (2019/6/22)
【読書目的・理由】
最近、部屋の整頓にハマっています。
そして「モノを捨てる。」ということは物理的にも精神的にも決してネガティブなことではなくポジティブなことなんだと実感しています。
この本では「やめる=諦める。」
という短絡的な考えではない的なことが書かれているのでは。。。?
この本を見つけた時、見解を知りたくてワクワクしました。
【学び・読書メモ】
■「やめること。」を早くに学ぶ。
やめて後悔すること。後悔しないこと。が分かってくる。
子供のうちから身をもって学べるなら、なお良し。
■何かが起きた時、「何事もなかったかのように隠される」社会。
嫌だ。変だ。
■英語で授業を受ける。
■結果はしっかり引き受ける。
特に失敗。人のせいにしない。そこからが学びの本質。
■我慢の練習は必要なのか。
日本の学校教育は、集団行動と我慢を学ばせている。
■ジャパニーズハイクオリティーは働く人に優しくない。
際限なき高まる要求。そこまでの丁寧さは必要ですか。
■スマートなクレーム術
1:先ずは感謝を伝える。
2:怒っている感情は乗せない。
3:事実を伝え、改善を求める。
★著者の中で紹介されていた本。
『ニューヨークの 24 時間』(文藝春秋)千葉敦子
【読書を踏まえて自分にどう落とし込むか】
※著者の住む「マレーシア」に行きたくなった。
(→行ってみよう!)
私は、日本で生まれて、日本で学校教育を受け、日本で就職活動をし、
そして今、日本で働いています。
何か理不尽なことが起きた時も「そんなもんだ。」と思い込んでいました。
誰かが言っていました。
「小学校・中学校」の義務教育は社会に出た時の忍耐を鍛えるためのもの。
理不尽な社会で生き抜く免疫をつけるもの。だから学校に行かなくてはならないんだよ。関係ないような数学を学ばなくてはいけないんだよ。
その時はものすごく共感しました。
けれど、どうでしょうか。。。
もう一度考えてみました。
・猛暑の中で何度も行われた「体育祭の出し物の練習」
・途中で座ることが許されなかった「卒業式の練習」
・絶対参加の「イベント、修学旅行、社内旅行」
・やめてはいけない雰囲気の「部活動」
・参加必須な雰囲気の「成人式」
ちなみに私は「成人式」に行きませんでした。
理由は、行きたくなかったからです。
女性は「振袖」。
なんで?
「振袖」のレンタル料・着付け・メイクアップでトータル10〜30万はします。
「勿体無いやん。そのお金で旅行行けるやん。」
と思いました。
ひねくれているかもしれないですが、
お金をかければかけるほど着飾れます。
正直、オンナの品評会みたいで、そんなイベントがしんどかったのです。
「行きたくない」が「旧友と会いたい」より勝ってしまいました。
その日は一日中ラフな格好をして図書館の窓辺の席で本を読んでいました。
ポカポカした良い天気だったのを覚えています。
「後悔するぞ!変わってるヤツだ。」
など、後でネチネチ言われました。
けれど、同じようにモヤモヤしている人がいたら
「参加しても、参加しなくても、あんまり変わらないから気にしなくていいよ。気に病む必要はないよ。」
と言いたいです。
日本人として、日本の文化としては、参加するのが正解。かもしれないけれど
もし、嫌だったら参加しなくていい。
お金がなかったら、もしくは他のことにお金を使いたかったらそれに回せばいい。
そして何より、根本的に一人の人間として、
そこに自分の意思決定あるのか無いのか。
「みんなそうだから。そうしないとヘンだから。
社会不適合者のレッテルを貼られるから。」
楽しかったら、やればいい。
嫌だったら、やめればいい。
もしそこで失敗しても、あとで後悔しても
責任は全部、自分。
そこで学べばいい。
ただし、成功・満足した時は力一杯喜べる!
。。。。。。。。。。っていう考え方です。
誰に強制することのない、あくまでも私の。。。
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最近涼しくなりました。
けれど湿気もそれなりに多いので熱中症対策を忘れずに!
では、また。