Hi! What's UP?
かまさかさんです。
今日もこれ!【読書】まとめ!
なんだか最近、”働く女性”の本ばかり続きますが、、、。
【読書】『「女性活躍」に翻弄される人びと』(奥田 祥子)まとめ!
奥田 祥子さんがインタビュー形式で様々な女性に「働く」をテーマにインタビューし、それらに対する見解を綴った一冊です。
※奥田祥子(おくだしょうこ)京都市生まれ。ジャーナリスト、近畿大学教授(社会学)。元新聞記者。
いくつか、文書の抜粋です。
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■「そりゃ、少しは人の役に立てていると実感できる点では、充実していますよ。でも、やりがいがあるから、低い賃金でもいい、というのは……自分の働きぶりを敢えて低く評価して、さらには自己否定につながり兼ねない気がして、どこかやるせない気持ちになるんです。」
■「実は女の若手課長は社外的にもPRになる、って感じで、『広告塔』のような存在にもなっているのではないでしょうか。」
■「女性課長、女性部長などと、肩書を紹介する時にわざわざ『女性』と付けなくてもいい時代に早くなってほしい。」
■「やりがいを重視すること自体が問題なのではない。労働のリスクを疑いもしなかったり、「自己実現」につなげようと躍起になった末にオーバーヒートして 疲弊 したりすることが問題なのだ。」
■「独身であっても、男性優位の企業風土において男たちが築き上げてきた独特の〝ルール〟に馴染めず、敢えて管理職昇進を拒否し、「自分らしく」働く道を選ぶ女性がいる。」
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それぞれに対し、明確な解決策は提示されていませんが、
どの年齢層においても皆思い悩んでいることがあって、(いちいち言わないだけで)各々それと対峙しながら生きているのだと感じました。
以下は、それらの悩みに「ヒント」を与えてくれる言葉です。
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■「やりがいの捉え方や価値観は千差万別であることを認識したうえで、社会が一方的に押しつける規範に惑わされることなく、また他者と比較することもなく、自分のものさしでやりがいを見出すこと、すなわちやりがいの概念を再構築することが重要なのです。」
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目くじらを立てて、男女の差別やライフステータスを真っ先に取り上げる前に、
客観的に「自分の道」を見てみることも一つの解決策なんだ。と再認識できた一冊です。
今日から夏休み!っていう社会人の方々も多いのではないでしょうか。
熱中症に注意して下さいね!
今日も3150の1日を!
では、また。
■play dumb:とぼける(p.127)
Hiroko : Don't play dumb you, Is that scene a put-up job?
→とぼけないでよ。あのシーンはヤラセだったんでしょ?
Shinji : ...Oh,please read between the lines.It's a TV show!
→。。。頼むから空気を読んでくれよ。テレビ番組じゃけん!
(・read between the lines:空気を読む。)